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チーム戦がおもしろい!「オックスファム・トレイルウォーカー東北2016」レースレポート

2016.08.05

 世界90カ国以上で活動する国際NGOオックスファムの一員である特定非営利法人オックスファム・ジャパンが主催する「オックスファム・トレイルウォーカー東北2016」が、7月9日~11日に福島県の安達太良山を舞台に開催された。「オックスファム・トレイルウォーカー」とは、4人1組のチームでゴールをめざすイベントで、チームメイトと助け合いながら、チーム全員揃ってタフな山道を走る、または歩き切ることにチャレンジするというものだ。同時に各チームはファンドレイジング(寄付金集め)を呼びかける活動もする。メンバーが協力して集めた寄付金は、人道支援活動や東北の復興支援などに役立てられる。

 今年のオックスファム・トレイルウォーカーは、100kmと50kmの2コースで開催され、約200チーム(800人)の参加者が出場した。制限時間は100㎞コースが48時間、50kmコースが24時間。「トレイルウォーカー」という名のイベントだが、4人のメンバーが揃っていれば走ることも可能だ(一部走行禁止区間を除く)。

                                                                                         写真=一瀬圭介・一瀬立子  文=一瀬立子

 


オックスファム・トレイルウォーカー東北2016のコースマップ。50kmと100kmの2コースがある

 

■100kmの部スタート
 7月9日(土)朝6時、あいにくの雨模様の中、福島県二本松市の岳温泉から100kmコースの選手達がスタートを切った。スタート時間は、朝6時、8時、10時と、3つのスタート時間が用意されているので、チームの都合によってスタート時間が選ぶことができ、また、トレイルに一気に大量の選手が入っていくことが防げるようになっている。

 先頭を切ってスタートしたチームは、フランスのスポーツシューズブランド「HOKA ONE ONE 」のサポート選手を中心に構成された、チーム「HOKA ONEONE」。メンバーは、東北出身の高橋和之をはじめ、青木光洋・新名健太郎・阪田啓一郎という4人。スタート前から笑顔の絶えない4人は、リラックスした雰囲気でスタート地点に立った。

 


オックスファム・トレイルウォーカー東北2016のスタート! 先頭を行くのはチーム「HOKA ONEONE」(写真=一瀬圭介)

 


長い登り坂でも4人がぴったりとくっついて、同じテンポで歩を進める(写真=一瀬圭介)

 


お互いの声が聞こえる距離を保ち、会話をしながら進む。時より笑みも見えた(写真=一瀬圭介)

 


「HOKA ONEONE」が12時間48分54秒で100km優勝! 2位のチームに4時間近い差をつけて圧倒的な強さを見せた(写真=一瀬圭介)


  フィニッシュ後、チーム「HOKA ONEONE」の4人に感想を聞くと、全員一致でこんなコメントが返ってきた。

「4人で一緒に進むというレーススタイルは初めてのことだったけど、おもしろかった! 山の登り下り、ロード区間など、それぞれの得意なパートを代わる代わる引っ張り合いながら100kmの道のりを進んだ。4人で走ったほうが断然速い! 1人で走っていたらもう少し歩いていただろうな」と、チームHOKA ONEONEの4人はチーム戦の感想を語ってくれた。

 チーム「HOKA ONEONE」は100kmコースで優勝したことで、世界の強豪チームが集まる「OXFAM TRAILWALKER  HONG KONG」の出場権を得た。チームワーク抜群のこの4人チームが世界でどんな走りを見せてくれるのか、ぜひ注目していただきたい。「OXFAM TRAILWALKER HONG KONG」は、2016年11月18日(金)~20日(日)に開催される。

 

 

■50㎞の部スタート
 100kmコースと同時進行で、50kmコースも開催された。50kmコースで優勝したのは、地元の駅伝チームのメンバーで結成された「チームおおたま」。4人中2人のメンバーは地元の消防師、他の2人のメンバーは親子という異色のメンバー構成だ。地元大玉村の期待を背負って出場した「チームおおたま」は、まさに地元のヒーローと言える。

 


エイドステーションで提供された地元のきゅうりの塩漬けをアピールする「チームおおたま」(写真=一瀬圭介)

 

 普段から駅伝チームを組んでいるだけあって、息がぴったりと合った走りを見せた「チームおおたま」。地元の山を知っている強みもあってか、2位のチームに3時間近いタイム差をつけて見事優勝! 地元チームの優勝で大玉村は盛り上がったことだろう。

 


7時間37分20秒で、50㎞優勝を果たした「チームおおたま」。来年の出場も期待される(写真=一瀬圭介)

 

 

オックスファム・トレイルウォーカー東北2016 オフィシャルサイト

オックスファム・トレイルウォーカー東北2016 100kmリザルト

オックスファム・トレイルウォーカー東北2016 50kmリザルト

 

 ここまで、100kmと50kmを駆け抜けたトップチームについて紹介したが、「オックスファム・トレイルウォーカー」は、4人チームで協力しながら、制限時間内に完歩することをめざすチームのほうが大多数だ。次ページでは、50kmコースを完歩した、MtSNスタッフ一瀬のチームについてご紹介する。

 

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