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8月7日(日)、チームSalomon 眞舩孝道が「1day 安達太良連峰トレイルFKT」にチャレンジ! 太陽が沈むまでに70kmのトレイルを走破できるのか?

2016.08.02

 福島県在住のマウンテンプレイヤー、眞舩孝道(まふね・たかみち)[チームSalomon / 株式会社EWMファクトリー 南会津開発センター]が8月7日(日)、地元の慣れ親しんだ安達太良(あだたら)連峰にて、総距離約70km(累積標高差約5700m)におよぶFKT(Fastest Known Time/ 注1)に挑戦する。

 


地元福島県の安達太良山連峰を走るチームSalomon 眞舩孝道。沼尻登山口~湯引き~胎内岩へ向かう

 

 ルートは、安達太良連峰の主峰・安達太良山の山頂を中心に、放射状に広がる各登山口からのルートを一筆書きにつなげるもので、慣れ親しんだ地元の山域ルートではあるものの、すべてを1日で駆け巡るのは、本人も初めての経験とのこと。8月7日の午前2時頃、大玉村の「フォレストパークあだたら」を出発し、表登山口から登山を開始。その後、安達太良山頂の小岩峰(乳首)の上で日の出を拝んだ後に、本格的に長いFKTチャレンジの旅が始まる。今回のFKTチャレンジは、ノンサポート方式(水分・食糧などはすべて背負い、給水は自然の湧き水を利用)で設定ルートを踏破し、当日の日の入り時間を目標にスタート地点に戻ってくる挑戦となる。

 


安達太良山・沼の平の景色(写真提供=一瀬圭介)

 

 設定ルートは、いくつもの登山口(表登山口・銚子ヶ滝登山口・沼尻登山口・横向登山口・野地温泉登山口・塩沢登山口・奥岳登山口)、そして安達太良連峰の稜線に何度も接するため、この週末は何箇所かのポイントで応援しながら、安達太良連峰独特の地形・景観を一緒に楽しみ、登山口周辺の温泉に立ち寄る山行もおすすめだ。また、GPSトラッキングによってリアルタイムの位置情報を知ることができるので、眞舩さんの応援を兼ねて、ぜひ安達太良山に遊びに来ていただきたい。マウンテンスポーツネットワーク(MtSN) / 山と溪谷社では、このFKTの模様を現地からFacebookでお伝えする。現地に応援に来られない方も、MtSNのFacebookを通して、このFKTチャレンジを眞舩さんと一体になって楽しんでいただきたい。

■タイムスケジュール(8月7日) ※予定
フォレストパークあだたら(2:00)→表登山口(2:15)→安達太良山山頂(4:05)→銚子ヶ滝登山口(6:05)→船明神山(7:50)→沼尻登山口(8:45)→箕輪山(10:15)→横向上登山口(11:00)→野地温泉登山口(11:40)→鬼面山(12:15)→箕輪山(12:55)→塩沢登山口(14:10)→くろがね小屋(15:10)→奥岳登山口(16:25)→表登山口(18:20)

 

■眞舩孝道の安達太良山連峰トレイルFKTルート ※眞舩孝道のトレラン記録参照


[セクション①]表登山口(フォレストパークあだたら)~銚子ヶ滝登山口
《スタート》フォレストパークあだたら → 表登山口(590m)→仙女平(1220m)→ 表登山口・仙女平分岐(1479m)→ 安達太良山(1700m)→ 乳首→ 安達太良山 → 和尚山(1601m)→ 銚子ヶ滝分岐 → 銚子ヶ滝(843m)→ 銚子ヶ滝分岐 → 銚子ヶ滝登山口(850m)

眞舩さんからの見どころポイント】 表登山口は、大玉村に位置する登山口。フォレストパークあだたら、アットホーム大玉と言った温泉宿泊施設があり、もちろん日帰り温泉入浴も可能なエリア。メジャーな岳(だけ)温泉とはまた少し違った湯質が楽しめます。表登山口はマイナールートですが、仙女平まではフラットな路面もところどころあり、気持ちよく足を進めることができます。ただ、一部に笹が生い茂っていることもあり、トレイルが見え隠れしている場所もあることから慎重に足を運ぼうと思います。安達太良山からは、天気がよければ360度の眺望が望めます。天候、雲域によっては、雲海から飛び出す朝日を拝めるかもしれません。和尚山へ向かう稜線からは会津磐梯山も眺めることができます。また、振り返ると、先ほどまでいた安達太良山頂(裏側)のまた違った表情を眺められます。

 

[セクション②]銚子ヶ滝登山口~沼尻登山口(白糸の滝登山口)
銚子ヶ滝登山口(850m)→ 旧道標(1209m) → 石筵分岐/舩明神山(1660m)→ 沼尻分岐 → 石筵分岐/舩明神山 → 胎内コース分岐 → 白糸の滝展望台 → 沼尻登山口(770m)

眞舩さんからの見どころポイント】 前半唯一の水場となる「銚子ヶ滝」。酒を入れる銚子に似ている高さ約48mの滝は、「日本の滝100選」「ふくしまの水30選」にも選ばれています。ここでしっかりと給水補給を行ないます。この後の行程、船明神山~沼尻登山口~横向登山口は、まったく水場がありませんので、ここは水分確保の大きなポイント地点となります。また銚子ヶ滝登山口は、郡山市熱海町に位置し、近くには磐梯熱海温泉があります。この温泉街には五百川(ごひゃくがわ)と呼ばれる一級河川が流れていますが、いわれは、京の都から数えて五百番目の川にあたるというものです。その昔、京から磐梯熱海温泉へたどり着き、湧き出るお湯で病が完治したという萩姫伝説が言い伝えられ、美人をつくる湯として有名です。登山口へは石筵ふれあい牧場から約4km。当日は早朝に通過するため、牧場のゲートが閉まっていると思います。牧場のゲートから徒歩で40分程度の距離です。

 

[セクション③]沼尻登山口(白糸の滝登山口)~横向登山口・下
沼尻登山口(770m)→ 沼尻鉱山跡 → 沼ノ平分岐 → 胎内岩 →鉄山避難小屋(1675m)→ 笹平分岐 → 箕輪山(1728m)→ 横向登山口・下(1050m)

眞舩さんからの見どころポイント】 このセクションの魅力は、なんといっても、湯ノ花採取場を横目に見ながら登る、日本のフィールドとは思えないルート。太陽の日差しとガレ場(岩場)からの照り返しが強く、夏場は灼熱地獄のフィールドです。沼尻登山口直下には、沼尻温泉・母成温泉・中ノ沢温泉といった、毎分約1万リットルという日本最大級の湧出量を誇る源泉かけ流しの3つの温泉があります。安達太良連峰・沼の平から湧き出る源泉を、硫黄川沿いに約7~8km湯引きのパイプで引いている姿は圧巻です。また途中、源泉が流れ出した川自体が温泉になっているのもこのルートの魅力です。3つの温泉のうち、個人的には、古くから胃腸の名湯として親しまれてきた中ノ沢温泉が大好きです。ザックを下ろさなければ通れない胎内岩くぐり、また、鉄山避難小屋を過ぎ、箕輪山へ向かうルートは、稜線沿いに眺めもよいことから、箕輪山頂から眞舩が向かってくる姿を眺めるのも良いでしょう。

 

[セクション④]横向登山口・下~野地温泉登山口
横向登山口・下(1050m)→ 舗装路 → 横向登山口・上(1107m)→ 旧土湯峠(1271m)→ 野地温泉登山口(1180m)

眞舩さんからの見どころポイント】 箕輪山頂から一気に駆け降り、箕輪スキー場脇のルートを降りてくると「横向登山口(下)」。約400mほど車道を進むと、温泉旅館「森の旅亭マウント磐梯」が見えてきます。こちらの玄関先には湧き水が大量に掛け流されており、ここで中盤の水分補給を行ないます。腰を下ろして補給食も入れる予定です。ここから、「横向登山口(上)」を登り、旧土湯峠まで上がり、野地温泉~新野地温泉をぐるりと一周して再び旧土湯峠まで戻ってきます。距離にして約3km程度の比較的緩やかなトレイルの周回行程になるので、ビギナーのトレイルランナーや、実際にどのぐらいのスピードで山中を行動しているのかを体感してみたい一般ハイカーは、約3kmの行程を共にしてみてもよいでしょう。

 

[セクション⑤]野地温泉登山口~塩沢登山口
野地温泉登山口(1180m)→ 旧土湯峠(1271m) → 鬼面山(1481m)→ 箕輪山(1728m)→ 笹平分岐(1593m)→ 僧悟台 → 馬返し分岐 → 塩沢登山口(773m)

眞舩さんからの見どころポイント】 旧土湯峠~鬼面山~箕輪山までは、中盤の難所です。疲れ切った表情で上がって来ると思いますので、箕輪山頂でその様子を眺めてはいかがでしょう。また、後半へ向けて、箕輪山頂あたりで励ましをいただきたいポイントでもあります。塩沢登山口(二本松塩沢スキー場)は地元の方々に親しまれる小さなスキー場で、登山口まで車で入れます。ここはトイレもあることから、後半に向けてザックを下ろし、補給をしっかり行なう予定です。その後、また馬返しまで来た道を戻りますが、ここでは沢水を補給します。ここからくろがね小屋までは、アドベンチャー的要素たっぷりのフィールド。木を倒して掛けられたいくつもの橋を渡りながら、沢沿いを進みます。真夏でもとてもヒンヤリと涼しく感じられるフィールドです。寒暖の差が著しく激しいことから、カラダの声に耳を傾けながら、慎重に足を進めて行く場所です。その様子を、涼を求めて応援に行くもいいかもしれません。駐車場もトイレもあります。より身近にトレイルを感じれる場所が、塩沢登山口でもあります。

 


鬼面山からの雲海

 


僧悟台~塩沢登山口。7月下旬でも雪が残る場所だが、今年は暖冬だったため雪は残っていない

 

[セクション⑥]塩沢登山口~奥岳登山口
塩沢登山口(773m)→ 馬返し分岐 → 八幡滝(1097m)→ くろがね小屋(1347m)→ 峰の辻(1550m)→ 勢至平分岐(1305m)→馬車道 → 奥岳自然歩道 → 奥岳登山口(950m)

眞舩さんからの見どころポイント】 ここでのポイントはやはり「くろがね小屋」。歩いてしか行けない、温泉付きの山の宿です。この手前には湧き水もあります。くろがね小屋ではザックを下ろして、最後のラストスパートに向けて仕切り直しをしたいところです。時間的に通過するのは午後にはなりますので、宿泊もできるくろがね小屋に一泊しながら、応援するのもよいでしょう。また、日帰り温泉入浴も可能な「くろがね小屋」。ここで温泉に入りながら、私が塩沢登山口から上がってくるのを今か今かと待ち構えるのも楽しいことでしょう。

 

[セクション⑦]奥岳登山口~表登山口(フォレストパークあだたら)
奥岳登山口(950m)→ 薬師岳展望台(1347m)→ 表登山口・仙女平分岐(1479m)→ 仙女平(1220m)→ 表登山口(590m)→フォレストパークあだたら《フィニッシュ》

【眞舩さんからの見どころポイント】 奥岳登山口は、安達太良連峰の中で最もメジャーな登山口です。ここにたどり着いたころには、体力も気力もいっぱいいっぱいのことでしょう。ラストもう一度、登り返すパワーを出すために、応援をいただければありがたいポイントです。ここ奥岳登山口で応援をして、その後、最終ゴール地点となる表登山口「フォレストパークあだたら」へ車で移動しても、時間的には問題ありません。ポイントとしては、車であれば近距離なことから、塩沢登山口+奥岳登山口+最後の表登山口での3登山口での応援をセットに考えてもおもしろいでしょう。

 


表登山口から上がり、仙女平を経由して、安達太良山頂まであと少しのところ

 

■眞舩孝道さんからのコメント
が、安達太良連峰を駆けること。 誰しもが、生きていれば、思うようにうまくいかないことも、考え込むことも多々あります。その山を乗り越えるためには、“作戦会議”と“ココロのチューニング”が必要です。 いつも、安達太良連峰を訪れる際には、必ず何かしらのテーマを持って入山しています。答えが出る、出ないにしろ、僕にとってはとにかく特別なフィールド。5市町村(大玉村・二本松市・郡山市・猪苗代町・福島市)にまたがる安達太良連峰。山頂に通じる登山口が大小合わせて「9つ」。それぞれに違った表情で迎え入れてくれ、違った周波数で語りかけてくる、9つの登山口。ときに厳しく、優しくもあり、ただただ僕を包み込むような「母性」を感じる安達太良連峰。初めて安達太良山から眺める朝日と夕日を目にしたときの感動は、今でも鮮明に覚えています。いつの日か、その太陽とともに、安達太良連峰を取り巻く大小すべての登山口(9つ)を一筆書きで太陽と並走(追い駆けっこ)したら楽しいだろうなぁ! そんな純粋な遊び心を10年前ぐらいから抱いていました。またとない、このとき。”Time to Play” 夏の日の2016。37歳、真夏の挑戦を精一杯、楽しみたいと思います」


 

●(注1) FKTとは
”Fastest Known Time”の略。「公認された最速タイム」という意味で、スタート地点からゴールまで、誰が最速タイムで到達するかを競うものだが、レースとは違って個人がいつでも自由にチャレンジできる。またコース設定自体も自由に増やせる。その代わり、証拠となるGPSデータや写真等の記録を示す必要がある。

●GPSトラッキングについて
8月7日(日)のチャレンジ当日は、匠ぷらす+株式会社ロートピアのGPSトラッキングサービスにより、眞舩さんの位置情報をほぼリアルタイムで閲覧が可能になります。URLが準備できしだい掲載します。
GPSトラッキングはこちらからご覧いただけます

●関連情報ハッシュタグ
今回のチャレンジに関するFacebook掲載記事には、以下の共通ハッシュタグ(#)をつけて投稿します。応援に行かれるみなさんも、写真投稿の際には、是非 #takamichimafunefkt をつけて、情報を共有して楽しみましょう。

 

​【眞舩 孝道 (まふね・たかみち)プロフィール】

[チームSalomon / 株式会社EWMファクトリー 南会津開発センター] 

 小学校から高校までの約10年間を野球少年として過ごし、大学時からフルマラソンに挑戦。 野球から転向後、3年目にしてフルマラソンを2時間26分で走る。
 大学卒業後、地元福島県に戻り、私立高校(郡山市内)で、生徒を指導する傍ら、国体の山岳競技(縦走)と出会う。 2007年をもって山岳競技(縦走)が国体から廃止となると、次なる活動ステージをトレイルランニングへと移行し、私立大学職員(福島市)として働く傍ら、春夏秋はトレイルランニング、冬はクロスカントリースキー&スノーシューと、オールシーズン、福島県の雄大な自然環境を活かしたマウンテンスポーツ活動を精力的に行なう。
 今春(2015)からは、より豊かな自然環境でのライフスタイルを求め、福島県南会津地方へ移住。「Mountain Player」として、全身全霊のマウンテンライフを発信し続けている。元福島県代表の国体選手であり、少年期から現在に至るまで、スポーツを通した人々との出会いに恵まれた感謝の想いから、福島県とスポーツへ対する想いは人一倍大きい。その想いの中で、トレイルランニングという新しいアウトドアスポーツを通して福島県民、 並びに福島県を訪れていただける方々の「夢づくり、地域づくり、人づくり」のお手伝いができればと、2012年に立ち上がった「ふくしまトレイルランニング振興会」の代表を務め、オールシーズン福島県の大地を元気いっぱいに駆け回る本格派サラリーマンアスリート&パパさんアスリート。

 

《主な競技実績》
●2002~07年 : 国体山岳競技(縦走)福島県代表選手(うち優勝2回、準優勝2回)6年連続出場
●2011年 : XTERRA JAPAN Trail Run 日光白根丸沼大会(30km)優勝
      : XTERRA Trail Run World Championship 米国ハワイ州 出場
●2012年 : 全日本山岳スノーシューグランプリシリーズ 準優勝
●2013年 : 第1回信夫山暁まいり福男福女競走 初代福男
      
: 北海道大雪山ウルトラトレイル(110km)第3位
      
: モンゴル Gobi Desert Marathon2013ゴビ砂漠マラソン(250km:6days)総合優勝
●2014年 : 安達太良トレイ(50km)第6位
●2015年 : Fun Trails 秩父&奥武蔵(100km)第10位
●2016年 : SPA-TRAIL草津(38km)第4位

《眞舩 孝道 Facebook》 https://www.facebook.com/takamichi.mafune
《眞舩 孝道 blog》 http://ameblo.jp/555mafu555/

 

■本プロジェクトの協賛/協力メーカー
▼アメアスポーツジャパン http://www.amerjapan.com/
▼Salomon http://www.salomon.co.jp/softgoods/
▼SUUNTO https://www.suunto.com/ja-JP/
▼(株)ロートピア http://cartwatch.jp/
▼匠ぷらす+ http://www.takumiplus.com/
▼リコーイメージング株式会社 http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html
▼株式会社アクタ New-HALE http://new-hale.com/
▼(有)ネオディレクション http://www.honeystingerjp.com/

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