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ヤマケイ新入社員シラハセのレースレポート「『オトナ』が集う、MINAMI ALPS Mountain Marathon」ハーフの部編

2016.12.14

☆いよいよレース

 レースはハーフの部にエントリーした。距離は22.5km、累積標高は1600m。フルの部は同じコースを往復するというのだから恐ろしい。
 

 

●フルとハーフは同時スタート/●スタートゲートの先頭に陣取っているランナーはどれも強者ぞろいだ

 


●自分はというとおとなしく後ろのほうに並ぶ

 

 コースは「マウンテンマラソン」という名の通り、走れる林道がメインの高速レース。だが、たまに急登のトレイルがアクセントで混じるという感じ。

 最初は走れるか走れないか微妙な感じの登りの林道が続く。それでも地味に4kmで600m登っている。トップ選手はここを全部走っていくのだろうか。私はというと、ゆるく写真を撮りながら進んではいるものの、かなりきつい。
 走れる林道というのは個人的に大の苦手だ。特に走れてしまう薄登りは地獄だと思っている。ただ、後ろからスタートしたおかげでオーバーペースにならず、徐々に順位を上げることができた。

 


●男澤選手の背中をキャッチ! 今日はファンランだそうです/●コース上、どこにでも現われた望月選手

 

 途中、とある女子のトップ選手がケガをしており、TJAR組が介抱しているのを見かけた。「ここは大丈夫なんで先行ってください!」と、我々後続のランナーに声をかけていた。

 さすがTJAR戦士たち。他のランナーに何かあった時にすぐさまレースを中断して助けられる。自分のタイムや順位より大事なものを心得ているのだなと感じた。

 景色は、林道がメインということであまり期待していなかったが、まあまあきれいだ。ススキの先に見える南アルプス深南部の連嶺や、紅葉の先に見える富士山。ただひとつ、残念だったのは無双連山といういかにも最強そうな名前のピークが、樹林におおわれた静寂なピークだったことだろうか。


●ススキの先に見えるのは深南部の山々/●紅葉の先に見えるのは、富士山!

 


●無双連山の登りはそれなりにきつかった/●声援ありがたいです

 

 無双連山を越えたあたりからエンジンがかかりだし、下りはかっとばす。ずっと前後して競っていた方がいたが、最後のテクニカルな下りでひきちぎった。
 勝った、と思ったが、さっきから右の大腿と左のふくらはぎがピキピキしている。ゴールまであと300mくらいでついに今にも攣りそうになって立ち止まってしまった。5秒でストレッチをすませ、必死によたよたと逃げる。ゴールまであと100mくらいから体が前のめりになり、ラストは短距離走の選手のようにつんのめってゴールした。なんとか抜かれずにすんだ。

 



●フルの選手たちにとってはまだまだ折り返し。地元のお母さんたちのもてなしに皆元気づけられている

 


●TJAR戦士の中で個人的に推しの仙波選手

 

 10位まで入賞というオイシイ大会だったが結果は300人中18位。1位は東海大学の学生で地元川根本町出身の鈴木龍弥選手! 地元で優勝を飾れて嬉しそう。2位は同じく東海大学の菊川恵大選手。どちらも若手のホープ。今後の活躍を期待しています。

 


●男子10位までの入賞者/●優勝は地元川根本町出身の鈴木龍弥選手

 

 


●望月選手と男子トップ3/●こちらは女子の表彰の様子

 

 レースの総括としては、写真を撮りながら楽しく走れたから良し! また、レースだけでなく、前夜祭やキャンプ、鉄道などさまざまな楽しみがあった。特に前日にテントを張って寝るスタイルのレースは今まで見かけなかっただけに新鮮だった。

 


●望月選手と! 楽しいレースをありがとうございました!

 

 フルの選手が自力で往復してくるのに対し、我々は電車利用。なんとも罪悪感しかない。車窓を眺めながら、駅前で買ったおいしい富士宮焼きそばを食べた。


●帰りは大井川鐡道でスタートまで戻る。大井川鉄道名物のSLを見かけてテンションが上がる
/●でも僕らが乗るのはこちら。こちらも充分レトロな感じを醸し出しているが

 

 東京への帰路は渋滞につかまってしまったけれど、渋滞がなければ東京から3時間ほどで来れる。マイカーとテントを所持している「オトナ」のみなさーん。MAMMというイカした大会に来年出てみてはいかがでしょうか。

 

☆今回の装備
・上:アシックス(ヴィッセル神戸のユニフォーム)
・下:ミズノ
・ヘッドバンド:エーデルリッド
・ソックス:ミズノ
・シューズ:アディゼロマナ7
・ザック:inox「フリオサ」
・レインウェア:プロモンテの登山用のやつ
・補給食:マグオン、メダリスト、ザバスピットイン1つずつ
・水分:キャメルパックのボトルに600ml

※いつもはノースリーブで出るのだが、この日は気分転換にかねてからやってみたかったヴィッセル神戸のユニフォームを着て走った。静岡の方々にしっかりヴィッセルをアピールできたのではないかと思う。清水エスパルスよ、昇格おめでとう。来季はJ1の舞台でいざ勝負!

※シューズはいつものアディゼロマナ7。ランシューなので軽く、それでいてグリップも良い。林道とトレイルが入り混じるこのようなレースでは特に有効だ。ただ先日のハセツネと今回のレースでだいぶダメージを負ってしまった。現在は廃盤のため、ストックも少なくなってきた。まだレディースなら一部通販でも扱っている。来季はピンク色のマナ7を履いているかもしれない。

※天気は快晴だったが必携装備ということでレインウェアも携帯。ほんの一部にほぼ手ぶらで走っているような選手もいたけど……。それはさておき登山用なのでとにかくかさばった。早く新しいのを買おう。

 

■ハーフの部リザルト 男子 女子

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