MtSN

登録

MtSNお手伝い〈あつくす〉のレースレポート ~MINAMI ALPS Mountain Marathon~ フルの部編

2016.12.14


 MtSN読者の皆さん、こんにちは! MtSNお手伝いのあつくすと申します。今回は今年初開催となるMINAMI ALPS Mountain Marathonに参戦してきました! 
 このレース、TJAR4連覇中の望月将悟さんプロデュースのレースとして非常に気になっておりました。あの望月さんがいったいどんなタフなコースを!?と思った方は多いはず。ということでレースレポートをお伝えします。

 

■レース前日(11/19)
 このレースが開催されるのは日曜日の11月20日。その前日の土曜日には受付と前日祭が行なわれます。ユニークなのが、前泊にテント泊ができるというところです。お昼過ぎはあいにくの雨でしたが、キャンプ場にテントを張り、受付会場となる三ツ星オートキャンプ場へ向かいます。
 会場にて受付をすませ、参加賞としては珍しいキャップ(オリジナル)とサングラスをいただきました。このキャップがまた凝っています。カラーバリエーションが豊富で、どのカラーのキャップがもらえるかは運次第。私はモスグリーンに白のステッチが入ったキャップに赤いサングラスという組み合わせでした。


参加賞のキャップとサングラス。サングラスはテンプルに「MAMM」のロゴが刻印されています

 

 夕方になる頃には雨も上がり、前夜祭のBBQへ。TJAR出場選手6名によるトークショーなども行なわれ、前夜祭はあっという間でした。ちなみにこのトークショーに参加した皆さんは明日のレースにもゲスト参加するということで胸が高まります! 

 

■レース当日(11/20)
 そして迎えたレース当日。抜けるような青空で前日の雨が嘘のようです。 

 さて、今回のコースですが、22.5kmのトレイルを往復する「フル」と、ワンウェイの「ハーフ」の2カテゴリで開催されます。ワタクシは「フル」に参加。残る仲間2人は「ハーフ」であります。エイド及びミニエイドはコース上に4カ所設けられており、約6km毎に給水などが受けられます。携行する水は1リットルが推奨されていましたが、結論としては500mlでも十分でした!

 スタート地点は前夜祭が行なわれた場所とは異なり、不動の滝キャンプ場になっています。スタートゲートではゲストランナーと大会MC(ちなみにMCの方もハーフに出場。しかも初トレランとのこと)の軽妙なやりとりが繰り広げられています。当然、コースへのアドバイスなども語られるのですが、
「序盤から飛ばしちゃってください!」 
「あまり飛ばしすぎないようにしてください」 
「がんばってください」 
と、ツッコミたくなるほどバラバラなアドバイスが(笑)。

 当日受付の選手などへの配慮から、スタート時刻を15分ほど繰り下げるなどあったものの、7時15分に無事スタートしました!


スタートゲートの様子

 

 まずは往路です。スタート直後は上りが続きますが、それほどきつくはありません。今回のコースは上りも下りも走れてしまう林道で大半が占められており、全編走り通すことも可能です。とはいえ、随所に林道で走り飽きてしまった心を癒すかのように山道がはさみ込まれているあたりに、望月さんの心遣い(TJARイズム?)が感じられました。

 ということで、往路は上りの林道を走りまくり、下りも走りまくり、山道もパワーウォークでガンガン攻めます! 天気がいいうえに紅葉も美しく、開けたポイントでは富士山を見ることもできました! 快調に飛ばしている中、往路の中盤あたりにさしかかったあたりで前方からやたら威勢のいい声が時折聞こえてきます。このときは「応援の人かな?」くらいにしか思っていませんでした。そう、このときまでは……。

 

見晴らしのよいポイントでは富士山がバッチリ見られました

 


山道は渋滞気味に。そしてきつい上りです
 

 

 往路の折り返し地点に近づくにつれて、復路を走る選手がチラホラやってきます。さすがに上位の皆さんは元気です。この元気な様子に触発され、すれ違うごとに「ファイトでーーっす!」などと声をかけつつ、折り返し地点に向かいます。
 折り返し地点直前のロード区間に入ると、一気に足が重くなり始めます。若干の不安もおぼえつつも、折り返し地点のエイドに到着! ここには食べ物が豊富に用意されています。お腹が減っていたワタクシは、とろろいもご飯にわさびいなり、羊羹などをいただきました! 中でもとろろいもご飯はのどごしもよく、たいへんおいしかったです!


折り返し地点のエイド。うれしいことに食べ物が豊富! 疲れた体においしい食べ物が染み渡ります 

 

 お腹も満たしたところで復路へ出発したのですが、このときに気づいたことが。往路で時折聞こえていた威勢のいい声が、今度は後ろから聞こえてくるのです。しかも徐々に近づいてきます。その声の主はなんとゲストランナーの仙波憲人さんでありました! すれ違う選手への声がけが半端ではありません。
 厳しい登りでは・・・
「よーーーーーっし、気合い入れて登るぞーーーーー!」
 ハーフの選手とすれ違うときは・・・
「もう少しだよ!!! ハーフの人は最後まで残さない残さない! 出し切る出し切る!!!」
 中高生の部活に勝るとも劣らぬかけ声です。かくいう私も、復路序盤のキツい登りで真後ろから激励(洗礼!?)を受けました(笑)
 とはいえ、激励一辺倒というわけでもなく、足を痛めているらしい選手には「大丈夫ですか? 無理はしないようにしてくださいね」など、優しい気遣いも見せるあたりがさすがです。

 その後まもなく仙波さんに抜かれつつも、黙々と登っていきます。ちなみに随所にある山道は、どれも厳しい山道が多く、復路では苦しめられました。さすがに復路は疲労もたまり、林道の上りでも歩くことが多くなってしまいます。それでも下りは気合いを入れて走りました。
 同じコースの往復ということで、当初は「また引き返すのか……」と若干テンションが落ち気味でしたが、実際にはそれほど気にならずに終始楽しく進めました。


復路は思いのほか景色が楽しめました!

 


見晴らしのいい林道では疲れていても飛ばしたくなります

 


 その後、無事にフィニッシュ! 往路と復路では30分ほど差がついてしまいましたが全般的に楽しめたコースでした。
 
往路:約3時間7分
復路:約3時間34分
合計:約6時間41分
順位:118位

 

 今年初開催ということで、運営スタッフの方がしきりに不備を詫びている面もありましたが、大会ロゴから一風変わった参加賞、ゲストランナーによる雰囲気作りに至るまで、創意工夫にあふれたレースだったと感じました。
 そんな中、個人的に感動したのはナンバーカードです。デザインが良い(ハーフは単色、フルはグラデーションですぐに見分けられる)というのもありますが、注目なのはナンバーカード下部にある高低図です。ゼッケンベルトなどで身に着けた状態で本人が見やすくなるように、高低図が上下逆さまになっています。これはナイスアイデア! ぜひ他のレースでも取り入れて欲しいと感じました!


ナンバーカードの高低図。細かな配慮ですが、これは便利です!

 

 TJARファンなら参加マストともいえるこのレース、来年もきっと開催されると思うので、覚えておいて損はないと思います! 


■フルの部リザルト 男子 女子

あつくすのMtSNマイページ

ヤマケイ新入社員シラハセのレースレポート「『オトナ』が集う、MINAMI ALPS Mountain Marathon」ハーフの部編

関連地図

関連ニュース

過去の記事を見る
MtSNが過去に掲載した注目の特集・連載記事のアーカイブ。ニュース記事のインデックスとしてご利用ください。
注目のサプリATHLETE Q10 MAX
エネルギーを生み出す鍵は「還元型コエンザイムQ10」にあり! カネカから注目のサプリ「ATHLETE Q10 MAX」が登場
トレイルランPRニュース
イチ押しの大会や、最新のギアやサプリなどの注目情報はこちら!