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雪上のトレイルラン、男女とも高村選手が優勝! ~第5回全日本山岳スノーシューイング・レース in 白山~

2018.02.27

取材・文=松田珠子

 

 第5回 全日本山岳スノーシューイング・レース in 白山(全日本スノーシューイング・グランプリシリーズ 2018 第2戦 白山大会)が、2月25日、石川県白山市の白峰地区にて行なわれた。2014年から開催され、今年が第5回となる白山大会。15㎞と5㎞の2部門に、石川、富山、福井を中心に112人がエントリーした。



白峰クロスカントリー競技場を一斉にスタート 
 

 

 白峰クロスカントリー競技場を発着点とした特設コースは、整備されたクロスカントリースキーのコースと山岳地帯の非圧雪区間を合わせアップダウンに富む。今年の冬は積雪が多かった影響で非圧雪区間が長くなったほか、急勾配の斜面など、変化のあるコースで行なわれている。

 15㎞のコースにも含まれている西山は、石川県内でも白山をきれいに見ることができる人気スポットの一つだ。昨年はあいにくの悪天候だったが、今大会は好天となり、雪を冠った白山の眺望にも恵まれた。

 


新雪の斜面を、雪煙を上げて駆け下りる!(写真=田上雅之)

 


雪を冠った白山を望みながら走る選手たち(写真=田上雅之)


今年の砂漠レースの年間チャンピオンをめざす若岡拓也も15㎞の部に出場。上位を狙っていたが、短パン姿が祟り!?、8位に

 

 レースは、昨年スノーシューイング・グランプリシリーズ全3大会(白山、妙高、日光)を制し、シリーズチャンピオンとなった高村純太(新潟県)が序盤から先頭に立つと、後続を大きく引き離す展開。「有力な選手が多かったので、前半からなるべく差をつけたかった」と積極的な走りで独走態勢を築くと、後半もペースを落とすことなく、1時間16分40秒で、ゴール。2位以下に8分半の差をつける圧倒的な強さで2連覇、さらには1週間前の妙高大会に続く2連勝を飾った。
 2位には北村祐樹(愛知)が、3位には佐藤圭介(神奈川)が入った。

 


圧倒的な強さを見せた高村純太選手。MtSNのTRランキングでは現在、男子総合41位につけている


 優勝した高村は、ゴール後、「昨年は天候が悪かったが、今年は晴れて走りやすかった。昨年、(グランプリシリーズの)チャンピオンになって、今年も妙高、白山と優勝できたので、残す日光も優勝して、今年もシリーズチャンピオンになりたい」と語った。
 もともと陸上・短距離の選手で、4年ほど前からマラソンやトレイルランに取り組むようになったという高村。スノーシューは一昨年の妙高大会がレースデビュー(3位)だったが、昨年初出場した白山大会以来、スノーシューを履いたレースでは負けなし。強さの秘訣について、「地元(新潟)も雪深いので、冬はスノーシューを履いて登山したり、スノーシューで走るトレーニングもしている」と話す。現在28歳。トレイルレースでも、昨年の中能登トレイル50㎞優勝など活躍しており、今後のさらなる飛躍が楽しみな選手だ。

 

 女子は、本サイト2017 TRランキング女子総合1位で、地元・石川県出身の高村貴子が、2位以下に15分近い差をつける1時間31分40秒で優勝、2位は昨年優勝の阿部智恵子(福井)、3位は高崎浩子(福井)だった。

 



 写真上:笑顔でゴール! 写真下:ゴール後、アドバイザーの小出徹さん(右)のインタビューを受ける

 

 女子優勝の高村は「スノーシューは履いたことがなくて、昨日、小出(徹)さん(本大会アドバイザー)のスノーシューレッスンで、走り方などを教わりました。レースは細かいアップダウンがきつかったけど、西山からの景色はすごくきれいでした。楽しかったので、(在住する)北海道に帰ってもスノーシューをやりたい」と笑顔で話した。

 在籍する旭川医科大学ではスキー部に所属し、冬季の現在は「クロスカントリースキーしかしていない。今日は久しぶりに走りました(笑)」と高村。この日の会場はクロスカントリースキー競技場ということもあり、クールダウンではアドバイザーの小出とクロスカントリースキーで体をほぐしていた。

 6㎞の部男子は福田淳(福井県)が41分55秒、女子は道下恵(石川県)が48分58秒でそれぞれ優勝した。

 レース前日の24日には、小出さんナビゲートによる「ハッピー☆スノーシュー」や「スノーシュー“RUN”レッスン」など、ハイクを楽しみたい人やスノーシューが初めての人も気軽に参加できるイベントも開催された。また昨年に続き、雪上宿泊体験が設けられ、希望した参加者が雪上に張ったテントで宿泊、雪の中で一夜を過ごした。
 

<白山大会・各部門優勝者>
15㎞男子:高村純太(新潟県) 1時間16分40秒
15㎞女子:高村貴子(北海道) 1時間31分40秒
6㎞男子:福田淳(福井県)41分55秒
6㎞女子:道下恵(石川県) 48分58秒

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