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ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)が1年半ぶりに開催。4月27日~29日に富士山麓で約2400人の選手が参加

2018.04.12

⽇本を代表する国際的なトレイルランニングレース、ウルトラトレイル・マウントフジ (以下、UTMF) が1年半ぶりに開催される。4月27日~29日の3日間、168㎞と92㎞の2コース合計で、約2400人の選手が富士山麓を駆け巡る。

コースは従来の富⼠⼭⼀周から、静岡県側の富⼠⼭こどもの国(富⼠市)をスタートして時計回りで⼭梨県側の⼤池公園(富⼠河⼝湖町)にフィニッシュするコースにリニューアル。

スタート、フィニッシュの2会場を中⼼に、参加選⼿はもちろん、家族や応援にきた人が楽しめるイベントも多数開催される。

このほか、インターネットを通じてレース中の参加選⼿の関⾨通過の順位やタイムをリアルタイムで確認でき、選⼿やコースの模様や⼤会を応援する人の声を50時間にわたって紹介するストリーミング番組「UTMF放送部」もある。

また、UTMFは、2018年は世界最⾼峰のウルトラトレイルレースのシリーズ戦、ウルトラトレイル・ワールドツアー(以下、UTWT)に入っている。

 

 

再び桜咲く春の開催、コースは富⼠⼭⼀周から⼀部をリニューアル

今回のウルトラトレイル・マウントフジの最も⼤きな決断は、開催時期を再び春に移したことだ。
2012年に第1回⼤会を開催した5⽉は野⿃にとっては⼤事な営巣期にあたる。⼤会は⾃然環境の保護のため翌年の13年からは4⽉に開催することになった。しかし、4⽉の富⼠⼭麓はしばしば低温になるため選⼿にも⼤会運営にも安全確保のための負担が増した。このため、⼤会は15年に開催時期を9⽉に変更。しかし、この時期は台⾵が活発になる季節であり、16年⼤会はUTMFのコースを⼤幅に短縮、STYは途中で中⽌することになった。こうした経緯を経て、⼤会実⾏委員会は安定して⼤会を開催するため、再び4⽉下旬に開催時期を移し、18年の第6回⼤会を開催することを決定した。

 

今回のもう⼀つの決断は 168km のUTMF のコースを富⼠⼭をぐるりと⼀周するコースから、⼤半は従来通りながら富⼠⼭こどもの国(静岡県富⼠市)をスタートして⼤池公園(⼭梨県富⼠河⼝湖町)へフィニッシュするコースへ改めたこと。富⼠⼭の⼭麓をぐるりと⼀周してスタートした町に戻ってくるというストーリーは、UTMFのアイデンティティだった。しかし、富⼠⼭のトレイルには選⼿が通過することの負荷に対して脆弱な箇所がある。これまで⼤会終了後に⾏なってきた環境アセスメントの結果を踏まえて検討を重ねた結果、そうした脆弱な箇所を避けることになった。これにより、UTMF は富⼠⼭をぐるりと⼀周しない代わりに、新たに河⼝湖から忍野を経由して⼭中湖へ向かうコースを設け、河⼝湖の⼤池公園でフィニッシュするというコースとなった。

 

 

⼤会会場は誰もが楽しめるイベントが満載

UTMFは、選⼿だけでなく地元を含めた各地から応援や観戦のために集まったすべての人が、富⼠⼭エリアの⾃然や名所を楽しめる、⽇本最⼤級のトレイルランのお祭りをめざしている。今年も⼤会スポンサーおよび出展者が計35 のブース(予定)を出展するUTMF EXPOを⼤会前⽇の4⽉26⽇(⽊)から開催(富⼠⼭こどもの国は4⽉27⽇(⾦)のみ)。

さらに富⼠⼭エリア各地の地元グルメをはじめとする飲⾷・物販エリアであるMarche(マルシェ)が、スタート・フィニッシュ地点で選手を迎える。そして、今年新しく河⼝湖・⼤池公園に設けられるのがMidnight bar@KAWAGUCHIKO(ミッドナイトバル)。STY の選⼿がフィニッシュする4⽉27⽇(⾦)の夜から、UTMF のトップ選⼿がフィニッシュする 28日(⼟)の午前まで、オールナイトで温かい⾷べ物、飲み物を楽しめる飲⾷ブースが⼤会を盛り上げる。

 

 

 

インターネットでUTMFの応援ができる

もちろんインターネットを通じて、世界のどこからでもUTMFを応援することができる。UTMF、STYのトップ選手のレース展開はもちろん、全ての参加選⼿の関⾨通過の状況を LiveTrail、およびランナーズアップデートのウェブサイトでリアルタイムで確認することができる。

このほかネット⽣放送番組として「UTMF 放送部・50 時間LIVE︕」もある。この番組では STYのスタートの直前となる4⽉27⽇(⾦)11時30分からUTMF の表彰式を終える29⽇(⽇)13時30分まで、50時間にわたって選⼿やサポーター、ボランティア、観客からの投稿や写真、動画を紹介して、みんなでUTMF を楽しむというものだ。

このほか、⼤会公式Facebook ページでも、⼤会の様⼦を伝える。インターネットを通じた情報の発信については⼤会ウェブサイトで最新の情報をお知らせする。

 

トレイルランニングの健全な発展のためにヘルスポリシーを導⼊

UTMFでは今回の⼤会より、UTWTおよび国際トレイルランニング協会(ITRA)が⽰すガイドラインに準拠したヘルスポリシーを競技規則第15項として新設する。UTMFは⽇本において初めてのこの試みを通じて、トレイルランニングの健全な発展と選⼿の健康を守ることに貢献する。

ヘルスポリシーにより、UTMFは⼤会に参加する選⼿の健康を守りドーピングを防ぐことを⽬的に、レース前およびレース中の参加選⼿への医学的管理を強化する「クオーツ・プログラム」(QUARTZ  Program)を導⼊することになる。これにより選⼿は病歴や病状、⼤会前に受けている治療や使⽤している医薬品、治療使⽤特例(TUE)などを申告するほか、⼤会前後に尿、⾎液などの提出を求められる場合がある。しかし、今回の 18年⼤会においては、選⼿にヘルス・ポリシーの遵守を強く奨励するが、このヘルスポリシーを理由に選⼿に対して何らかの措置(エントリーの失効やリザルト変更など)をとることはない。なお、ヘルスポリシーは⼤会のアンチ・ドーピングに関する規則の代替となるものではない。現在⼤会においては競技規則第12項において、いかなる理由によってもドーピングを禁⽌している。

 

ウルトラトレイル・マウントフジ 2018  ⼤会概要

UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)
距離 168km  累積標⾼差約8100m(時計回り)
スタート 2018年4⽉27⽇(⾦)15時、制限時間46時間
定 員 1400⼈

STY(静岡から⼭梨)
距離 92km  累積標⾼差 約4100m(時計回り)
スタート  2018年4⽉27⽇(⾦)12時、制限時間20時間
定 員 1000 ⼈

スタート(UTMF、STYとも) 富⼠⼭こどもの国・草原の広場(静岡県富⼠市)
フィニッシュ(UTMF、STYとも) ⼤池公園(⼭梨県富⼠河⼝湖町)
国際トレイルランニング協会(ITRA)加盟⼤会
UTWT メンバー⼤会

 

写真提供=NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部

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