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【野間陽子のレースレポート vol.10】「HURT100 2018」を走ってきました!

2018.06.29

文=野間陽子

 

2018年最初のレースは「HURT100」。1月13日から14日にハワイ・オアフ島のホノルルで開催された100マイルレースを走ってきました。真冬の日本から飛び出して、常夏のハワイで繰り広げられるトレイルレース「HURT100」のレースレポートをお届けします。

 


1. 活き活きと輝く熱帯雨林のジャングル
 

●ハワイ・オアフ島のジャングルの中を走るコース

HURT100(ハート ハンドレッド)のスタート・ゴール地点は、観光客で賑わうワイキキビーチからわずか約5㎞の場所にあるHawaii Nature Center。温暖で雨の多いハワイで育つ熱帯樹林や温帯樹林が形成するジャングルの入り口です。ハイキング、登山、自然観察会などレクリエーションの場としても、多くの方々に親しまれているエリアです。
スタート地点の標高は約100m、コース最高地点の標高は約580mという標高の低いエリアを、アップダウンを繰り返しながら、累積標高7500m、距離160㎞を走ります。
とにかく暑いレースですが、ジャングルの中は樹木が生い茂っているので、直射日光を浴びることはさほどなく、強い日差しにやられることはありません。コースの特徴は1周32㎞のYの字状ループを5周回すること。トレイル率99%で、フラットな区間はほとんどありません。バニアンツリーの樹の根が地面をびっしりと覆うセクションや、岩をよじ登って進むセクション、小川を徒渉するセクションなど、ややテクニカルなパートがあり、メンタルの強さが試される100マイルレースです。

 


2. 抽選で選ばれた過去最高9名の日本人が参加!
 

●参加者は抽選で決定

参加できる人数は130人程度に制限されているため、出走権が与えられている前年レースの男女上位3位の選手以外は抽選で決まります。
エントリーにあたって特に資格は設けられていないため、倍率は高いです。100マイルを走ったことのない人や、レース運営に関わるボランティア活動をした人の当選確率が高くなるシステムになっています。初めての100マイルレース完走を成し遂げた選手には表彰があるので、HURTを初100マイルレースとして選ぶのも魅力的です。参加者枠は少ないものの、テクニカルでタフなレースとの評判があるせいかランナーのレベルは高く、さまざまなレースで優勝経験のあるトップランナーも集まります。
今回、日本人の当選者は全部で9人。私は3回目の応募で運よく当選し、初めて出走権をゲットしました。

 


3. 前日のブリーフィング
 

4. 夜明け前の6時、ヘッドライトを着けてスタートへ
 

●レーススタート
レースは朝6時にスタート。1月のハワイは7時前頃に日の出を迎えるので、スタートしてから1時間程度はヘッドライトを着けて走ります。制限時間は36時間。翌日18時までにゴールをめざします。
この時期のハワイは雨期にあたり、激しいぬかるみにより泥だらけになることが多いそうですが、今年はレース前に雨が少なかったこともあり、ぬかるんだ箇所はさほどなく、比較的走りやすいコースコンディションでした。
エイドステーションは1周につき3カ所あり、約10㎞ごとに補給ができます。時間帯で変わるエイドのメニューはとても豪華で、和洋さまざま、どれもおいしそうな手作りの食べ物がテーブルいっぱいに並びます。ボランティアスタッフがハイドレーションに水を入れてくれ、テキパキとサポートしてくれるのはアメリカのレースならでは。心もお腹も満たされて周回コースに戻ります。

 


5.コース脇の巨大なバニアンツリー

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