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【不定期連載】トレラン本を読もうvol.1 「鏑木メソッド」

2020.05.11

新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出が禁止されている。
緊急事態宣言は5月末までに延長となり、山に行けず時間をもてあましている人も多いだろう。

ただし、こんな状況だからこそ、ゆっくり読書をするなどして知識や情報を得るチャンスであるとも言える。
というわけでMtSNでは、今後不定期で自社他社問わずオススメのトレイルラン関連の書籍を紹介していく。

山を走り、フィジカルを鍛えるだけがトレイルランではないと思う。
動かずとも競技力向上のポイントや、もっとトレイルランを楽しめるようなヒントを探すことも、トレイルランの一部と言えるのではないだろうか?

さて、今回紹介する本は、「鏑木メソッド」である。


約20年以上にわたって日本のトレイルランシーンをけん引し続けてきたレジェンド・鏑木毅選手。もともとは陸上競技出身でトレイルランの世界に足を踏み入れた当時は、トレイルランの技術やトレーニングを解説している本やセミナーはなかったそう。
そのようななかで、欧米のトップトレイルランナーから技術やノウハウを盗んだり、長年試行錯誤を積み重ねていくうちに、「月間走行距離」だけでなく「累積標高」にも着目したトレーニング理論を確立させていったという。

本書はそんなトレーニングメソッドを中心に、
トレイルの走り方のテクニックや入門者向けのQ&Aページなども交えて構成された一冊だ。

このコロナ禍の状況でも役に立つ箇所が多い。
第1章「累積標高を意識したトレーニング」では「短時間後負荷トレーニング」として、
登り坂や平地でのインターバルや階段トレーニングの方法を紹介している。
いずれも街中でのトレーニングのため、この機会に実践して習慣づけられるチャンスと言えるだろう。



脚力や瞬発力・身のこなしなどを鍛える「プライオメトリックトレーニング」についても、
自宅付近で実践可能。



そのほか、バランスボールやバランスディスクを使った補強トレーニングなども紹介しており、
こちらもステイホームを強いられている今の状況で、是非トライしてみたいメニューである。

山に行けなくてもトレーニングメニューを工夫することで、体力を維持することはできる。
是非参考までに手に取ってみてほしい一冊だ。

鏑木毅 著
『鏑木メソッド』(山と溪谷社)
価格:1500円(税別)

CONTENTS
序章 鏑木毅×吉田香織 ロードランとトレイルランの相乗効果
第1章 累積標高を意識したトレーニング
第2章 トレイルレースのための基礎知識
第3章 トレイルランの基本スキルと応用

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