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UTMB、信越五岳など国内外のビッグレースの中止が発表 アンドラは大会自体が消滅

2020.05.23

世界的に流行している新型コロナウイルスは、国内外のトレイルランニングレースの開催にも多大な影響を及ぼしている。

今週5月20日(水)にはUTMB(ウルトラトレイルデュモンブラン)の中止が発表となった。2003年から始まった同大会は、世界100ヶ国以上から約1万人が集うビッグレースとして知られ、日本でも出場を目標にしていた選手は多いと思われるだけに残念だ。

今回の大会開催中止を受けて、参加選手にはエントリーフィーの55%を払い戻すこと、そして今年エントリーしていたのと同じカテゴリーのレースについて2021年から2023年までのいずれかの大会で出場権を認める、としている。


世界屈指の人気大会であるUTMBも中止

一方で、大会自体が消滅してしまったケースも出てきた。
先週15日(金)には、アンドラ・ウルトラトレイルが大会スポンサーの撤退に伴う金銭的損失、およびそれに関連しての脅迫があった旨の声明を出し、大会を今後開催しないことを発表した。

アンドラ・ウルトラトレイルといえば、山本健一選手が2012年、16年にRonda Dels Cims(170km)で2位、17年には丹羽 薫選手が同カテゴリーで2位入賞、昨年2019年はEuforia(233km)で丹羽選手といいのわたる選手が男女ペアの部で準優勝。また、2017年は63人の日本人が参加するなど、我々にとってはなじみが深い大会だっただけにこちらも残念である。

 
日本人にも人気のあったアンドラ・ウルトラトレイルはまさかの大会消滅…

日本では、22日(金)に国内屈指の人気レースである信越五岳トレイルランニングレースの中止が発表された。
数か月先の状況が不透明な中、大会運営の準備や感染防止策を講じることが難しいことに加え、
大会は参加される選手に平等とされる生活環境があって、そこで納得のいくトレーニングをしてきた上で大会当日にベストなパフォーマンスを発揮する場であり、今回はそれができない状況であること、などが主な理由だ。

なお、2020年大会の優先枠を保持しているランナーは次回大会へ持ち越しとなる。


信越五岳トレイルランニングレースも中止(写真は2018年のスタート時)

緊急事態宣言が解除された地域も出てきたとはいえ、スポーツイベントの実施については未だ先が見えない状況が続いている。引き続き今後の動向を注視していきたい。
 

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