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能登・禅の古道73kmを駆ける「第1回峨山道トレイルラン」レポート

2015.05.29

 北陸新幹線開業、さらにはNHK朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台となり注目を集めている石川県・能登半島を舞台にした第1回「峨山道(がさんどう)トレイルラン」が5月17日、羽咋(はくい)市と輪島市門前町を結ぶ73kmのコースで開催された。
「峨山道」とは、曹洞宗の礎を築いた總持寺(そうじじ)二祖峨山韶碩(じょうせき)禅師が、總持寺祖院(輪島市門前町)と永光寺(ようこうじ)(羽咋市)の住職を兼ねていた暦応3年(1340年)から20余年間、永光寺の朝課を終え、總持寺祖院まで駆け抜けたと伝わる十三里(約52km)の古道のこと。今大会は、峨山禅師650回大遠忌(だいおんき)に合わせ、峨山道の復元・整備、交流人口の増加を目的として開催された。一部荒れて不明瞭な道もあったというが、大会実行委員会が倒木の除去や草刈りを行ない、コースを整備した。

 今大会には、石川県内外の20歳から75歳までの406人がエントリー。注目選手は、トランスジャパンアルプスレース(以下TJAR)3連覇中の望月将悟、今年3月の伊豆トレイルジャーニー(72.5km)優勝の小原将寿(TEAM HOKA)、2014年上州武尊山スカイビュートレイル (60km)を制した青木光洋(TEAM HOKA)、女子は、14年信越五岳トレイルランレース(110km)を大会新記録で制した高島由佳子(宴会隊婦人部)、13年のウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)(161km)で日本人最高の3位に入っている小川比登美ら(いずれも招待選手)。


 スタートは朝6時。峨山道の起点となる永光寺・屋敷智乗(ちじょう)住職の鳴らす、寺のお勤めで使う鈴「振鈴(しんれい)」の音を合図に、357人のランナーが羽咋市邑知(おうち)中学校を一斉にスタート、輪島市門前町の総持寺祖院をめざした。


永光寺の参道を進むトップグループ

 

 スタートから6km地点、峨山道の入り口となる永光寺では梵鐘(ぼんしょう)の音が響くなか、コースの一部となっている回廊を選手たちが駆け抜けていく。山を越えると里を通り、次の山へと続く。最高標高でも368m(累積標高差約2400m)と、山が低く、波のように稜線が続いている能登の特徴的な風景を楽しめるコースだ。
永光寺では、おもてなしの「白玉ぜんざい」が振る舞われたが、禅の道で己と向き合い限界に挑戦するという趣旨に添い、エイドステーションでは原則「水」「塩」「塩せんべい」が提供された。第3エイド(46km)のみ塩おにぎりとコーラが用意された。

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