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「第23回 日本山岳耐久レース」レースレポート Vol.1 男子トップ編(1)

2015.11.12

 10月31日(土)~11月1日(日)に行なわれた「第23回 日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)」。そのレースレポートをお送りします。今回はその第1弾、トップクラス「男子」編です。

取材・文=松田珠子 写真=山田慎一郎・一瀬圭介・宮崎英樹・下中順平/MtSN

 

 今大会は、一昨年、昨年ともに大会新記録で優勝した東 徹と上田瑠偉が故障やケガにより欠場、さらに昨年トップ10入りをした小川壮太、小林慶太、須賀暁らも不在となった。その中で、昨年2位に入った奥山 聡、ハセツネの上位常連で今年が10回目のハセツネとなる奥宮俊祐、昨年初出場ながら6位に入った秋元祐介、今年の富士登山競走と9月の信越五岳トレイルレースで2位と好調の菊嶋 啓、昨年初出場ながら10位に入り、今年のスカイランナー・ジャパン・シリーズ総合優勝を果たしたばかりの牛田美樹、富士登山駅伝やマラソンで活躍する初出場の地下(じげ)翔太、今年の道志村トレイルレースを制した加藤淳一といった実力者が揃い、上位争いは混戦となった。

 


スタート前のセレモニーで、選手代表として昨年優勝者の上田瑠偉(右)から
優勝カップを受け取り、東京都山岳連盟会長の亀山健太郎に返還する
奥宮俊祐(中央)
この優勝カップを争う、熱い戦いがこれから始まる(写真=宮崎英樹/MtSN)

 

選手宣誓をする奥宮。力強い声が会場に響いた(写真=宮崎英樹/MtSN)
 

優勝カップに刻まれた歴代優勝者の名前。錚々たるその名前とともに、その年のレース展開を思い浮かべると、
「ハセツネの優勝は、やはり他のレースとは別格の価値がある」と、強く感じる(写真=宮崎英樹/MtSN)
 

スタートラインに並ぶ招待選手たち。中央には奥宮が陣取る。
13時のスタートまで5分以上あるためか、どの選手も笑顔(写真=山田慎一郎/MtSN)

 

■スタート~第一関門


スタートした上位選手たち。結果的に入賞した選手たちのほとんどがこの写真に納まっている(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

スタートして300m地点。大通りから左折し、秋川の橋へ下っていく。若手の名取将大が飛び出し、
奥宮(右端)をはじめ後続が追う。地下、秋山、三浦祐一、菊嶋らの顔が見える(写真=宮崎英樹/MtSN)

 

 レースは序盤、悲願の初優勝を狙う奥宮がリードし、菊嶋、奥山らが続く展開となった。


広徳寺の入り口。このすぐ先で初めてトレイルに入る地点。
先頭から名取、奥宮、地下、菊嶋、小山真一、三浦(写真=一瀬圭介/MtSN)

 

 第一関門の浅間(せんげん)峠(22.66㎞地点)にトップで姿を見せたのは奥宮。一昨年、昨年とハイペースでレースを引っ張った上田・東が不在で各選手ともに自重気味となったのか「誰も前に出なくて、思ったよりペースが上がらず」(奥宮)、昨年大会新記録を出した上田のタイムから約8分遅れての2時間22分13秒で通過。大声援に笑顔で応える。7秒後に菊嶋、すぐに奥山、地下、小山真一、牛田、土屋克則、三浦裕一と続く。約1分半遅れて、牧野公則、沈 在徳、加藤淳一。ここまでが2時間25分以内で通過。秋元はトップから11分以上遅れる2時間33分50秒の26位で通過した。


第一関門すぐ手前。トップで現われたのは奥宮。2時間22分13秒で通過した(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

以下、同じく第一関門すぐ手前で撮影。菊嶋はここまでは快調そうに見えたが(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

地下は、霧島・えびの高原エクストリームトレイルに続いてトレイルレース出場2回目。
夜間走は今回が初めてだったという(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

小山は富士登山駅伝の強豪・習志野第一空挺団の一員だ(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

三浦裕一
は、昨年の「志賀高原マウンテントレイル ロング40km」優勝。
ハセツネも昨年の8時間6分9秒の17位から、今年は順位もタイムも大きくランクアップした。
MttSNの「10月末締め月間TRランキング」は現在28位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

第一関門通過後の登り。トップを行く奥宮と後続の6人の選手はこれだけ接近している。
第一関門の段階では、今年は稀に見る混戦状態だった(写真=一瀬圭介/MtSN)
 

牧野公則は今年の「The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 65km」優勝、
「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF) STY」8位
MtSNの「10月末締め月間TRランキング」でも6位に入るなど、
実績を積み上げている(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

沈 在徳(韓国)は、2006年の第14回大会で史上初めて8時間を切る7時間52分24秒を
叩き出した偉大なアスリートだ(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

上田瑠偉の早稲田大の後輩で20歳の藤 飛翔(つばさ)は2時間27分48秒で第一関門を通過。
8時間43分50秒、22位で完走した。今後が楽しみな若手の一人だ。(写真=宮崎英樹/MtSN)
 

レース序盤に果敢な飛び出しを見せた19歳の名取は9時間11分53秒、43位でゴールした。
上田瑠偉らとトラックで練習を積んでいるという、藤同様、将来が楽しみな一人だ(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

23歳の万場 大も、つぶれることは覚悟で上位に食らいついたのだろう。
結果的には11時間18分00秒の237位で完走している(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

8時間35分17秒の17位で完走した細山雄一(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

栗原孝浩は8時間45分30秒、23位でゴール(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

横内宣明8時間34分42秒、16位でゴール。年代別では40代男子3位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

大塚浩司は8時間49分25秒、26位でフィニッシュ(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

ハセツネで毎年安定した力を示す伊東 努。8時間33分5秒、15位でゴールした(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

昨年は21歳で7時間43分48秒の6位入賞し、今年も期待された秋元祐介だったが、
10月に入って故障。鞘口峠でリタイアした(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

森岡光夫もハセツネや北丹沢の常連だ。8時間57分56秒の37位でゴールし、
年代別では50代男子1位だった(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

アドベンチャーレーサーからトレイルランに転向した倉田文裕。
8時間59分2秒の38位で完走した(写真=山田慎一郎/MtSN)


北海道から出場した原田卓弘は8時間48分45秒、24位でゴールした(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

アドベンチャーグリーン(10回完走者に与えられる称号)も既に取得している
円井基史は8時間41分32秒、21位でゴール(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

TJAR完走者でもある石田賢生は8時間52分12秒の31位でゴール(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

熊澤 光8時間49分45秒、28位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

相浦勇人。8時間49分8秒、25位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

原 健太。9時間17分51秒、48位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

大河原斉揚。8時間40分48秒、20位(写真=山田慎一郎/MtSN)
 

小泉 聡。9時間45分29秒、80位で完走した(写真=山田慎一郎/MtSN)

 

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