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【連載 羽鳥歩のレース・イベントレポート 第8回】比叡山 International Trail Run 2016に出場しました

2016.06.14

 5月28日に開催された、「比叡山 Interanational Trail Run 2016」(滋賀県大津市。距離50km、累積標高差3700m)に出場しました。

 

■世界遺産がレースの舞台
 歴史好きとしては興味あり!のレース「比叡山International Trail Run」を走ってきました。比叡山は戦国時代、信長によって焼き討ちにあったとされ、歴史の授業で習った方も多いはず。スタート地点、現存する根本中堂は信長の死後、秀吉、徳川と経て再建されたものであり、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。そんな場所がレースの舞台だなんて、ワクワク!!

 


暑そうなので、ショートパンツとノースリーブで

 

■スタート直後の渋滞
 会場へは友人たちと車を乗り合いして向かいましたが、スタート時間ギリギリの到着に。ウェーブスタートで第一陣スタートのため、慌てて準備。それにしてもスタートライン付近にはかなり早い段階から選手が並んでいて、混み合っていました。

 


スタート前は大混雑

 

 写真を撮ったり知人と話をしていたりしたら、結局最後尾からのスタート。狭い境内のスピードを抑えるために、鏑木さんがペーサーになっていたらしいですが、まったく見えません。そして、すぐに道が細くなり渋滞です。まったく動きませんが、慌てずゆっくり行くことにしました。タイムを狙っている選手はこのロスは痛いでしょうね……。

 


左/スタート5分後でこんな状態 右/しばらくは行列が続きました

 


親鸞はこの辺りで修行したんですね


 スタート直後からコース最高峰の大比叡に向かうおもしろいコースです。その後は緩やかに気持ちよく下っていけるコース。スタートの渋滞が尾を引いて、しばらくは人が密集して走っていく展開です。明らかに密集状態が解消されたのは第1エイド以後になりました。
 きっと昔、信長が戦略道としたんだろうなぁ、(勝手に思い込んでます)というコースを進み、途中石段の長い境内を通過したりし、スタート地点の根本中堂に戻ってきました。



第2エイド スタート地点の根本中堂


■登って降ってまた登って!
 レース当日は曇り時々小雨。湿度が高いのが難点ですが、やや涼しく、昨年は猛暑で大変だったと聞いていましたので、今年は恵まれていたかもしれません。スタート地点の根本中堂は第2エイドになっています。そばなどがあり、しっかり補給して出発しました。出発してすぐの所で鏑木さんが応援してくれています。写真を撮ろうとしたところ、「元気ですねー!」と褒められました(笑)。

 


鏑木さん。いろんな場所で応援してくれました


 さて、コースに戻り、次のセクションは横高山へ登ります。この山。字の如く。横に高い? ずーっと登ります。この登りはハードでした。途中の給水所付近でまた鏑木さんを発見。こんな所まで嬉しいですね。
横高山山頂を経てアップダウンを繰り返します。レース中は曇りのため、眺望はよくなかったのですが、琵琶湖が間近に見えます。そして集落に降りてきました。田植えした田んぼ横を通り、季節感を感じます。

 

■おもてなしに感謝
 第3エイドでは子どもたちが太鼓でお出迎え。元気をもらいます。ここで飲んだ梅ちそ?ジュースという物がとてもおいしい! もっと早く飲めばよかったと後悔しました。エイドを出るとすぐに私設エイドが(笑)。日本酒が置いてありましたが、断念……。このレース、至る所に私設エイドがあり、給水はまったく困らず。温かさを感じたレースでした。

 


元気いっぱいの太鼓で


 横高山以降のコースはとにかく走れます。後半がどれだけ走れるかでタイムが変わってくるレースなんですね。というわけで走ります! 時間的には余裕があったのですが、ライトつけるのが面倒だったので、暗くなる前にゴールしようと頑張ります。
 最後の第4エイドでは、知人のミキちゃんがエイドスタッフをしてくれていました。友達に会えると心強いですね! そしてゴール手前が大変だという情報を仕入れました。心しておきます。



左/第4エイド。まだまだ元気! 右/久しぶりに関西の友達と!
 

■笑うしかないほどの急斜面
 さぁ!! いよいよあとはゴールに向かうだけです。エイドを出てからは林道の長い下り。それが終わると結構急なトレイルを登り、延暦寺付近に戻ってきました。道もアスファルトになってきた所で、大変!というポイントに。今まで登ったことがないぐらいの急斜面。もう笑ってしまいました(笑)。とにかく、登り切ればゴールなので、一歩一歩足を前に。だんだんゴール付近の見覚えがある景色になって、応援の方も多くなってきたところで、周りにいた選手と「最後は走ろう!」と急な坂道をダッシュ! 8時間32分の旅でした。

 


左/最後のトレイル この後、急斜面が…… 右/ゴール付近の私設エイド ありがとうございます!

 


■歴史を感じて走る
 レース全体像を見たいと思ったので、後続からスタートしマイペースでの展開でした。が、結局余裕なんてなく、コースはきつい! 前半はガツンと登ったり下ったりさせられ、後半は走らされるコース。登坂力・走力と、総合力が必要なレースだと感じました。個人的には史跡を巡るコースに大満足です。日本の登山道の多くは歴史と関わり深い道です。塩の道、信玄の棒道、佐々成政のザラ峠越え、龍馬脱藩の道などなど。日本の歴史浪漫に浸りながらのトレイルランニングなんていうのもオススメですよ。
 最後に、ゴール後に昨年女子1位の丹羽薫さんに久しぶりにお会いしたので1枚。今回は4位と残念がってました。十分速いですけどね!



左/丹羽薫選手と 右/暗くなっても多くの選手がゴールをめざします

 

「比叡山 International Trail Run 2016」公式サイト
リザルト・男子 ※羽鳥さんは8時間32分00秒で271位でした
リザルト・女子
羽鳥歩さんのトレラン記録 ※GPSログもあります
完走者「ヒロシ」さんのトレラン記録

 

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