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雪上をぶっ飛ばせ! 駆け下れ! トレランの常識をひっくり返すレース、SNOW VERTICAL DOWN 2016~NAEBA-RISING~ レポート【決勝編】

2017.01.27

 さあ、コースは中盤、ヘアピンカーブの連続区間へ突入だ!
 先頭は・・・・・・・・? 反中だ! 再び星野と順位が入れ替わった! これは歴史に残る大デッドヒートだぁ。

 

 

 

 

 

 


 先頭グループがヘアピン連続区間を高速で駈け下りていく。なんとなんと、またも星野がトップを奪い返した! そしてそして、3位にはいつの間にか佐藤圭介がスルスルッと上がってきているぞ。前の2人は佐藤の動きに気づいているのか?

 

 

 ではここで後続の選手を確認してみましょう。

 赤いウェアのいいのわたる、白の上下に赤ソックスは細山雄一だ。

 そして小野雅弘、渡部春雅だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 おーーーーーっと、後続の様子を確認しているうちに、またもトップが交代しています! 先頭は佐藤圭介、サスケ選手だ。気配を消した忍者走法を使ったか? いつの間にかサロモン軍団の2人を抜いてしまったぞ。

 


 このあたりは急ターンにつぐ急ターン。F1のように、コース取りのうまさ、そして減速しないテクニックの巧みさで、次々に順位が入れ替わる可能性がある区間だ!

 


 サスケに続き、星野、反中、伊藤、中野、小川の5人が追う。差が詰まってきた!

 


 ここは昨日の予選でアイスバーン化していた魔の左カーブだ! 転倒すると大きなタイムロスにつながるぞー。

 


 おーーっと! 星野と反中がインコーナーに突っ込んだ。先頭の佐藤を攻めている!

 


 カーブを抜けた。前方を見ると・・・・、わずかに反中がリード!

 


 続く左ヘアピンでは反中が後続に5mの差をつけた!

 

 

 さあ、レースもいよいよ終盤の緩斜面に入ってきた。

 反中が星野に5秒差をつけてトップをひた走る! さあこのまま逃げ切り態勢に入るのか? どうなんだ?

 

 

 

 

 

 

 


 さらに斜度が緩やかになってきた。ここまで来ると、心臓も筋肉も限界一歩手前だ。先頭は反中、2位星野、3位は伊藤だ! 佐藤はちょっと疲れたか?

 


 ラストはほぼ平坦なパートだ。先頭の反中にとってこの決勝は、ぶっつけ本番レース。ゴールまでの距離は把握しているのか? 昨日2本走ってコースを熟知している星野が勝つのか? いやいや伊藤がまくるのか?

 


 先頭でゴールテープを切ったのは反中! 反中キタァ!

 


 反中は、前日のOSJ新城トレイル11Kの2位入賞からそのまま、東京経由、夜行バスで駆け付け、みごと優勝! しかし招待選手扱いなので順位には入らずだ。

 


 トップの反中と8秒差、2位の星野にはわずか1秒差という僅差でゴールした伊藤が、みごと総合優勝!

 


 女子は渡部が2位以下に大差をつけて圧勝しました!

 


 女子2位には大学生の青木奈和子が入りました。

 


 ゴール後、選手たちが健闘を称え合います。先頭から最終までのタイム差が7分ほどしかないので、全選手がゴール前に一斉に集うのも、このレースならではの風景ですねー。

 


 キタタンのレジェンド小林伸吉もゴール!

 

 反中は招待選手なので賞金はナシ。しかし賞品としてビール1ケースをゲット。その後、東京まで高速バスでビール1ケースを担いで持ち帰ったのも、よいトレーニングになったそうですよ。

 そんな反中選手に話を伺いました。
 「平均心拍数は195、最大心拍数は210でした」
 「ロードのランニングではここまで心拍を上げることはできません」とのことです。
 これはスノーダウンヒルが、本気で走れば肉体に猛烈な負荷がかかるスポーツであることを示しています。

 

 

 

 

 

 

 ゴールした他の選手たちに聞いても、「全身バキバキです」「ありえないほどの筋肉痛!」などと答える人がほとんどでした。一歩一歩が不安定な雪の斜面を限界スピードで駆け下ると、脚筋力はもちろん、体幹を含む全筋肉がフル稼働します。転倒してもケガの心配がない分、誰もがフルアタックで爆走できます。すると必然的に心拍数が急上昇し、有酸素運動の領域を超えて無酸素運動ゾーンに突入。呼吸による酸素供給は追いつかず、全身の筋肉に一気に乳酸が貯まっていく。そういう超ハイレベルな運動を10分以上継続することで、誰もが全身バリバリの筋肉痛になるのでしょうね。

 このような、スキー場のゲレンデを利用したスノーランニングレースは今後、開催数が増加すると予想されます。スキーやスノーボードはできなくても、ランニングシューズさえあれば誰でも参加できるスノーランニングレース。冬場のトレーニングとして、あるいは冬に全力で取り組める本命レースとして、あなたもぜひ挑戦してみてほしいと思います。以上、決勝レース会場からお伝えしました!

※次ページ、【ファイナルラン】【表彰式へ続く
 

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