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雪上をぶっ飛ばせ! 駆け下れ! トレランの常識をひっくり返すレース、SNOW VERTICAL DOWN 2016~NAEBA-RISING~ レポート【決勝編】

2017.01.27

【ファイナルラン

 決勝の全選手がゴールしたあとは、昨日予選落ちした選手も含め、希望者なら誰でも参加できる「ファイナルラン」が行なわれた。
 私は決勝本番はゴール地点で見ているだけだったので、最後にもう1回コースを走りたいと思い、ファイナルランに参加した。でも、ファイナルランって何するの? よくわからないまま、山頂駅へ向かった。

 


 ファイナルランに集まったみなさん。決勝に出た選手は緊張から解放されてのファンラン、クールダウンとして。予選で敗退した選手はもう1本の楽しみとして、そして来年(2017年)に向けたインスペクションとして。

 動機はどうあれ、整備されたスキー場のゲレンデを走って下れるチャンスなんてそうそうない。そう、今の状況をめいっぱい楽しむのだ!

 


 ファイナルランがスタート! 昨日と今日の2日間、非常に特殊なイベントに参加した者どうしの連帯感が生まれたからだろうか、ただ一緒にスキー場のゲレンデをゆっくり走っているだけなのに、妙にウキウキしてくる。

 「超たのしー!」
 これは、青木奈和子選手が2日間で計100回くらい連発していたフレーズだ。私は大学生の彼女より30歳近く年上のおじさんだけど、感想はまったく同じ「超たのしー!」だ。私以外の「大の大人」な皆さんも、気持ちは同じなようで・・・・・。

 

 

 途中では、なぜか反中選手めがけて雪を投げつけまくる変な雪合戦が始まったり・・・。

 

 男女の取っ組み合いが始まったり・・・・・・。常田選手といいの選手、何やってんですか~?

 

 


 ファイナルラン終了! 雪にまみれた大人の大運動会も終わり。ようやく朝日の差してきたゲレンデで記念撮影です。そろそろスキー場の営業開始時間です。ん? まだ午前7時半ってどういうこと?

 


【表彰式】

 

 男子優勝の伊藤朋一選手。賞金のほか、大量の副賞もゲットしていたが、関西までどうやって持ち帰ったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 男子の上位選手。右から伊藤、小川、佐藤、中野、細山。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは女子優勝の渡部春雅。賞金はお母さんに預けるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


女子入賞者。右から渡部、青木、星野緑、常田めぐみ、多田恵子

 

 

【決勝リザルト】

 

 

[女子4位・常田めぐみ選手に聞きました]

 「初の雪上バーチカルダウンは、、、、なめてました(笑)。
苗場は、『まさか4本も楽しめるとは!』と思いながら、路面状況が1本ずつそれぞれ違って……。これはコンディション読みが難しかったです。小野(雅之)さんと、いいの(わたる)さんと一緒に、履くシューズの選択でずっと悩んでいました。
試走では、滑る路面を想定してグリップのよいシューズを履いたのですが、思いのほか噛みすぎて脚がひっかかり、体が分解してしまうかと思いました。なので、予選では普通のトレイルシューズに履き替えたところ、通常のイメージで走ることができました。予選では、固い斜面に整備が入ったことで雪に足が埋まってなかなか進まなくて、非常に疲れました。予選で使い切りですね(笑)。
決勝は、ベストコンディションの路面で、勝負よりも快走を楽しんでいました。
雪上ダウンヒルは、確かに脚の関節にはほとんど響きませんでしたね。その代わり、上体をキープするのにものすごい筋力を使いました。これは下りだからこそ出るスピードのせいだと思います! 私は下りは得意なほうですが、普段スピード練習をあまりしないので、非常に負荷がかかりました。背中と肩甲骨の筋肉痛がかつてないほどです! 体の背面全体が痛い!
今回、女性の参加は少なめでしたが、比較的下りが得意な女子ランナーは多いので、このダウンヒルレースに是非挑戦してほしいと思いました。雪上なので、転んでも痛くない(気がする)のと、雪をしっかりとらえて下るとよいトレーニングにもなると思いました」

 

[レポーター宮崎の感想]

 私は今回、選手としてではなく取材として、3本もコースを走らせてもらい、スノーダウンヒルの世界を堪能させていただいた。
 私は、50年近い人生でかつて味わったことがない筋肉痛に襲われた。特に予選で2本走った初日の夜は、横になったまま寝返りするのも痛いほどだった。
 私は普段から運動不足人間なので、こうなるのは仕方ないにしても、トップ選手の皆さんも激しい筋肉痛に見舞われた人が多かったようだ。
 こうなるのはつまり、雪上では転倒の恐怖心が少なくてすむので、各自がその人なりの限界スピードを出す。でも足元は雪だからグラグラで決まらず、一歩一歩が前後左右にブレることで、限界スピードのなか体幹や体側面(内ももや外もも、わき腹とか)の筋肉が激しく酷使されるからではないだろうか。
 こんな感じで、日頃は痛くならない筋肉群が悲鳴を上げているのに対し、膝ほかの関節はどこも痛くならなかった。
 と、いうことは、、、、関節に負荷をかけずに下りの筋力を鍛えられるトレーニングとして、雪上ダウンヒルは最適なのでは、と思う。それと同時に心拍も、下りだけで簡単にMAXに上がる。
 まとめると、「無酸素領域で筋肉を最大限まで酷使する時間が10分以上の長時間にわたったので、これだけの筋肉痛になった」ということかと推察される。

 私は次の点を力説したい。
 「スノーダウンヒルは、トレイルのシーズン開幕直前(=スキー場の残雪期)に、①下りの脚力を付ける。②駆け下るだけで体幹が強くなり安定する。③心拍を限界まで上げられる。という3つのトレーニングが可能。④しかもケガや故障の可能性が少ない」という、まさにトレイルランナーにぴったりのトレーニングである、と。

 ということで、MtSNは2017年大会も引き続き取材に入ることになった。3月18日、予選会場で会いましょう!

 

【朗報です! 追加エントリー50名を募集】

なんと、追加エントリー50名の募集が決定! 募集期間は2/1~15。このチャンスを見逃すな!
そして今年はなんと! あの若手最強トレイルランナーも参戦するとのウワサあり。優勝争いから目が離せない!

 

 


50名限定の二次募集が2/1スタート

 

【予選編】はコチラ

 
 

 

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